起業する前は会社員を約8年間していました。
会社では中間管理職を任されており、給料やボーナスもそこそこ貰っていました。
しかし、会社員を辞めたいと思い本来であればしっかりと計画を立てて退職するべきなのですが、ほとんどノリと勢いで脱サラしてしまいました。
そのため最初の事業では失敗し500万円の損失をしました。
今思えば無謀とも言える起業でしたが、なぜ脱サラしたいと思ったのでしょうか。
ここでは会社員を辞めたいと思った理由と退職する前に行っておいた方が良い事について紹介していきます。
会社員を脱サラしたいと思った理由
給料やボーナスもそこそこ貰えていたので、生活で困る事はありませんでした。
しかし、それでも会社員を辞めたいと思った理由があります。
一体どんな理由で会社員を辞めたいと思ったのでしょうか。
ここで紹介する辞めたい理由は下記の通りです。
- 毎日同じことの繰り返し
- スケジュールを自由に決められない
- 仕事ぶりと給料が見合わない
- 職場の人間関係が嫌になった
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
毎日同じことの繰り返し
仕事の内容、かかわる人間関係など大きな変化もなく、会社員をやっていた8年間はほぼ毎日同じことの繰り返しでした。
自分の上司の仕事を見ても同じことを繰り返し行っています。
入社してからの8年間を振り返り、上司の姿をみても定年まで今のままで終わるのに嫌気が差しました。
会社員は組織の一員として歯車を合わせないといけないため、自分のやりたい事をする事もできません。
それは身勝手な行動という評価をされてしまいます。
あと数十年今と同じような環境で仕事をするのは耐えられなくなってしまったのです。
スケジュールを自由に決められない
会社に出勤する時間、退社の時間、休みの日、それは数十年先まで決まっています。
自分のやりたい事や遊びに行きたいところなどは、全て会社が休みの日でなくてはいけません。
全てが会社優先になり、会社のために尽くす人生ってなんだろうと疑問がありました。
また、平日でも残業があったりすると仕事後の予定に影響が出ます。
残業を断ると気まずい空気になるため、とても断る事ができる環境ではありませんでした。
そのため、急遽残業になってしまう時は仕事後の予定を全てキャンセルしなくてはなりませんでした。
友人と食事に行く約束をしていたりしても断る事になってしまったため、友人との信頼関係も悪くなってしまいました。
仕事ぶりと給料が見合わない
仕事ぶりと給料が見合わない、そう思っている会社員の人は多いのではないでしょうか。
任された仕事が上手くいったり、ノルマ以上の成果を出した時は喜びを感じていました。
でも、だからと言って給料が上がるわけではありません。
こういった経験をしていく上で、自分が社長だったら全部自分の給料になるじゃん!
そんな風に思うようになっていました。
会社員は会社の利益を出すために労働しています。
その対価としてわずかな給料を報酬として貰っているというのがやりきれない気持ちでした。
職場の人間関係が嫌になった
人間関係が嫌になったというのは多くの人が経験した事があると思います。
よくあるアンケートでも必ずと言っていいほど上位にくる理由です。
仕事をしていく上で無視するなどしていたら成り立ちませんので、表面上だけでも仲が良い振りをします。
しかしこれが数年も経つと日々のストレスが徐々に積み重なり、大きなストレスとなってしまいます。
僕は幸い大丈夫でしたが、うつ病などになってりする人もいます。
人間関係をうまく築く方法を学ぶという選択もありましたが、それなら脱サラした方が良いのではと思ったのです。
どうすれば会社員を辞めても大丈夫なのか
会社を辞めたいと思っていても実際に辞める人はほとんどいません。
実際10人が辞めたいと言っていたら実際に辞める人は2~3人といったイメージです。
会社員を辞めて起業するというのは良い事とは思いますが、いきなり起業してもリスクが高いです。
起業して稼げなかったらまた会社員に逆戻りという事もあります。
では会社員の時にどんな事をしておけば脱サラしても大丈夫と言えるのでしょうか。
ここで紹介する内容は
- 仕事で結果を出すクセを付ける
- ある程度の貯金をしておく
- 副業して稼げる能力を身に付けておく
- クレジットカードを作っておく
それでは詳しく解説していきます。
仕事で結果を出すクセを付ける
会社員は勤務時間に出勤していれば給料をもらう事ができます。
しかし、起業すると自分の成果に対して給料が発生します。
従って成果があれば給料がありますが、成果をあげないと給料がありません。
つまり失敗は許されないのです。
会社員時代に成功しないといけないという思考を付けておかないと、起業してから苦労し失敗する可能性が高くなります。
起業してから頑張ります!
という思考ではいけません。
日々行っていた行動や思考はすぐに変える事はできないので、会社員の時から身に付けておきましょう。
ある程度の貯金をしておく
起業したらしばらく給料が無いという可能性もありますし、支払いもあったりします。
ですので、貯金が0だとやりくりが苦しくなってしまいます。
ある程度貯金があった方が気持ち的にも余裕が持てるので、仕事に集中する事ができます。
余計な心配をする必要がなくなるので、しばらくは給料がなくても生活できるだけの貯金はしておいた方が良いです。
副業して稼げる能力を身に付けておく
会社員をやっていると、自分で稼ぐという思考が育ちません。
会社の仕事をしているだけで、自分は仕事ができると勘違いしている人が多くいます。
しかし、実際起業して自分でお金を稼ぐとなると、会社員でしていた仕事とは意識が全然違います。
そういった自分で稼ぐという思考を身に付けるためにも副業をしておくのがオススメです。
副業で稼げないようでしたら、起業してから稼げるわけがないので、起業の準備としても良いと思います。
今は色々な副業があり、始めようと思ったらどれにすれば良いか迷うぐらいです。
そんな数ある副業から僕がオススメするのは「物販」と「アフィリエイト」です。
両方行う必要はありませんが、どちらも初心者でも稼ぎやすく人気のあるビジネスです。
こちらは僕が実際に6か月で20万稼いだ方法が書かれた記事です。
良かったらご覧ください。
➡アフィリエイトを初心者が始めて6カ月で20万稼いだ方法とは?
クレジットカードを作っておく
最後に紹介するのはクレジットカードを作っておくと良いという事です。
僕の場合はクレジットカードが1枚しかありませんでした。
脱サラした後にクレジットカードを作ろうと申請しましたが、なかなか審査が通らずに苦労しました。
会社員の時はクレジットカードが簡単に作れましたが、起業したばかりとなると審査に通る難易度が上がってしまいます。
クレジットカードが1枚だと足りないので、2~3枚は持っていた方が良いです。
特に物販をするという場合は仕入れに資金を使います。
クレジットカードがあるのとないのでは収入にも大きな影響があります。
➡物販・せどり初心者必見!仕入れで使うオススメクレジットカードはどれ?
会社員を脱サラしたいまとめ
ここでは会社員を脱サラしたいと思った理由と、どうすれば会社員を辞めても大丈夫なのか紹介させて頂きました。
僕が会社員を辞めたいと思った理由は
- 毎日同じことの繰り返し
- スケジュールを自由に決められない
- 仕事ぶりと給料が見合わない
- 職場の人間関係が嫌になった
以上が辞めたいと思った主な理由です。
似たような思いを持って会社勤めをしている人はかなりいるのではと思います。
でも実際に会社を辞める人は10人に2~3人といった感じです。
では会社員を辞める前にはどんな事をしておけば良いのでしょう。
- 仕事で結果を出すクセを付ける
- ある程度の貯金をしておく
- 副業して稼げる能力を身に付けておく
- クレジットカードを作っておく
これをしておけば起業後失敗するリスクは減ります。
本気で会社員を辞めたいと思っている人は会社員のうちにやっておく必要があります。