物販ビジネスには色々な種類がありますが、その中でも成果を出しやすいのが中国輸入ビジネスです。
初心者でも利益を出しやすく、僕も中国輸入を始めて開始4か月で月利30万以上の利益を出す事ができました。
これだけ稼げる理由の1つに中国輸入は利益率が高いという特徴があります。
物販には他にも店舗せどり、電脳せどり、輸出などがありますが、その中でも中国輸入は利益率が高い物販になります。
では実際に中国輸入はどのぐらいの利益率がでるのでしょうか。
自分が行っている中国輸入のデータを元に紹介したいと思います。
これから中国輸入を始めようとしている方、既に中国輸入をされている方に有益な情報になると思いますので、ご覧頂ければと思います。
中国輸入せどりの利益率はどのぐらい?
それでは中国輸入せどりの利益率がどのぐらいになるのか紹介していきます。
利益率がいくらになるのかと合わせて中国輸入の流れや、利益率が高い仕組みについて紹介します。
特に初心者の方に参考になると思います。
ここで紹介する内容は下記の通りです。
- 中国輸入物販ビジネスの流れ
- 中国輸入の利益率が高い理由
- 中国輸入の利益率の目安
それでは詳しく解説していきます。
中国輸入物販ビジネスの流れ
まずは中国輸入の流れについて簡単に紹介します。
店舗せどりや電脳せどりは国内から仕入れて国内で販売するという流れですが、中国輸入は中国から仕入れて国内で販売するという流れになります。
中国から仕入れる時は1688(アリババ)やタオパオというサイトから商品をリサーチします。
アリババやタオパオというサイトは、日本で言うAmazon、楽天市場、ヤフーショッピングといったイメージになります。
誰でも中国から仕入れをする事はできますが、アリババやタオパオは中国国内向けに販売しているショップがほとんどです。
そのため、国外になる日本に仕入れをする事ができません。
ですので、中国から商品を仕入れる時は仕入れ代行業者を利用して商品の仕入れを行います。
僕も実際に仕入れ代行業者を利用して仕入れをしていますが、仕入れ代行業者は多数ありどの業者を利用していいのか分りにくいです。
仕入れる量や商品によって適正な代行業者があるので、自身の仕入れに合わせて代行業者を選ぶと良いと思います。
仕入れ代行業者についてはコチラで詳しく紹介しています。
➡中国輸入の代行業者比較 おすすめ仕入れ会社と選ぶときのポイント
中国輸入の利益率が高い理由
続いて中国輸入の利益率の高い理由について紹介します。
そもそも何故中国から商品を仕入れるかと言う事ですが、それは圧倒的に商品が安いという事です。
これは実際にメルカリで売れたトレンチコート風のワンピースです。
4,180円で売れていますが、同じ商品を中国の1688(アリババ)で検索してみると45元ぐらいで販売されています。
日本円に換算すると1元は約17円ぐらいなので、45元×17円で765円となります。
※元レートは相場によって異なります。
商品代が765円でも、中国から仕入れる時の送ってもらう送料、売れた時に発送する送料、プラットホームの手数料(メルカリだと10%)が発生します。
商品代以外にも色々とかかる費用がありますが、それを差し引いても利益を生み出す事ができます。
それだけ中国で売られている商品は安く、初心者でも利益が出しやすいビジネスとなっています。
中国輸入の利益率の目安
それでは中国輸入の利益率の目安はどのぐらいなのでしょうか。
まず僕の実績をお伝えすると、毎月35%程になります。
商品ごとに見てみると、利益率が低い商品だと25%ぐらいで高い商品だと50%近い利益率の商品があります。
平均して35%ぐらいという事になります。
基本的に中国輸入で目安にする利益率は30%以上と言う事が多いですが、30%を最低ラインとして商品をリサーチするのが良いと思います。
僕も商品をリサーチする時の目安は30%にしています。
30%を下回る場合は、売れ行きが凄く良いなど何かプラス要因がないと仕入れはしていません。
30%以上を目安にした方が良い理由などは続いて紹介していきます。
ポイントと気を付けたいキャッシュフロー
それでは中国輸入で気を付けたいポイントやキャッシュフローについて紹介します。
初心者でも行う事ができ利益を出せるビジネスですが、ポイントはしっかりと押さえておかないと失敗する可能性が増えてしまいます。
僕も中国輸入で失敗してしまった事がありましたので、極力ミスはしないように気を付けていきましょう。
ここで紹介する内容は下記の通りです。
- 商品注文から到着までの期間
- ライバルが増え価格崩壊してしまう
- 中国輸入で気を付けたいキャッシュフロー
それでは詳しく解説していきます。
商品注文から到着までの期間
まず最初に知っておきたいポイントは納期です。
店舗せどりの場合は仕入れた商品を持ち帰ってすぐに出品する事ができます。
しかし、中国輸入は商品を発注してから到着するまでに約2週間の期間がかかります。
つまり1度商品を購入して全部売り切ってから次を購入しようと思っても2週間商品が届きません。
2週間の期間を把握した上で次に注文する商品を発注する必要があります。
中国輸入はいわゆる有在庫ビジネスになりますので、在庫を持っていないと販売する商品が無くなってしまいます。
そうなると売上が立たなくなってしまうので利益を出す事が出来なくなってしまいます。
中国輸入する時は到着するまでの期間を考え商品を注文するようにしましょう。
ライバルが増え価格崩壊してしまう
次に気を付けたいのがライバルが増えやすいという事です。
輸入と聞くと難しそうなイメージがありますが、やってみると実は簡単にできてしまうため参入障壁が低いです。
そのため、売れる商品をライバルが真似しやすく同じ商品を出品されてしまうというのが中国輸入の弱点です。
それを解消するためにOEMやOCSをするという事もできますが、初心者には難易度が高い方法となってしまいます。
初心者が出来る対策としては仕入れる時の利益率を考慮するという事です。
利益率が高ければ商品を値下げしても利益を取る事ができますが、利益率が低いと価格崩壊した時に赤字になってしまいます。
そのため、利益率30%を最低ラインとして仕入れをするのがリスクを少なくする方法と言えます。
また仕入れをする時にライバルがどのぐらいいるのかチェックしておくことも大切です。
中国輸入で気を付けたいキャッシュフロー
最後に紹介する内容はキャッシュフローについてです。
商品を購入してから販売開始できるまでに約2週間という期間がかかるため、その間は利益を出す事ができません。
商品が到着してから販売開始となり、商品が売れて手元にお金が戻ってくるまでの期間もあります。
ですので、実際に注文した商品の金額を回収するのに1か月は時間がかかると思っていた方が無難です。
また商品到着まで2週間ぐらいの時間がかかるので、まだ在庫がある状態で次の注文をしないと在庫がなくなってしまいます。
売上金を回収して次の仕入れに回すという形になるので、手元に利益としてお金が残るのには数カ月かかります。
僕の場合は最初の2か月程は手元に利益が残らず、仕入れにお金を使っていました。
利益率にもよりますが、データ上ではプラス収支になっていても実際に手元にお金が残るのには少し時間がかかるという事を把握しておきましょう。
それを理解していないと失敗の元となってしまいます。
中国輸入の失敗談についてはコチラで詳しく紹介しています。
➡中国輸入の失敗談から学ぶ 月利30万以上稼いでいる自分がしたミスとは?
中国輸入せどりの利益率まとめ
ここでは中国輸入せどりの利益率について紹介させて頂きました。
僕は実際に利益率35%程となっていますが、目安は30%以上とした方が無難です。
利益率が高い方が利益が出しやすいのは当然ですが、ライバルが増えた値下げ合戦になった時も対応しやすくなります。
利益率が高ければ高いほどリスクが少なくなりますし、現金化する時間が早くなります。
リサーチの時に売れ行きも大切ですが利益率も大切です。
中国輸入の商品をリサーチしていてもなかなか見つからない事があります。
こちらでリサーチ方法について紹介していますので、ご覧頂ければと思います。
➡中国輸入のメルカリリサーチ方法 売れる商品の探し方と利益が出る物を仕入れるポイント