物販ビジネスを始めたいと思ったら、必ずと言っていいほど出てくるのが「中国輸入」です。
僕も物販ビジネスで一番最初に始めたのが中国輸入でした。
再現性が高く、初心者でも稼ぎやすい。
仕入れ単価が安いから、少ない資金でも稼いで行けるなど、始める時にかなり大きなメリットがあります。
しかし、デメリットが無い訳ではありません。
今回は中国輸入にはどんなデメリットがあるのか紹介していきます。
またデメリットに対しての対策も紹介していきますので、最後までご覧ください。
中国輸入せどりのデメリット
中国輸入にはどんなデメリットがあるのでしょうか。
デメリットなんて知る必要あるの?って思うかも知れませんが、知っておくことで対策ができます。
対策できればデメリットはデメリットではなくなるので、安定して稼いでいく事ができます。
ですので、しっかりとデメリットは把握しておく必要があります。
ここで紹介する内容は下記の通りです。
- 購入してから到着まで時間がかかる
- 粗悪品がある
- 薄利多売になりやすい
それでは詳しく解説していきます。
購入してから到着まで時間がかかる
まず最初に知っておきたいデメリットが、仕入れをした後に到着するまでに時間がかかるということです。
なぜ時間がかかるかという所ですが、基本的に代行業者さんに注文を依頼します。
注文を受けた代行業者さんはアリババやタオパオから買い付けをします。
それが代行業者さんに到着するまで数日の日数がかかります。
商品が到着したら検品、梱包などをするのでそれにも日数がかかります。
検品作業などが終わったら中国から日本に発送となりますが、飛行機を待つ時間、飛行機が到着してから行う検査にも時間がかかります。
そこから配送業者さんに商品が届き、配送業者さんから商品が到着するという流れになっています。
ですので、実際に商品が到着するまでに2~3週間ぐらいの時間がかかります。
粗悪品がある
次に紹介するデメリットは粗悪品があるということです。
中国の商品は安いので全ての商品が悪いという訳ではありませんが、中には質の悪い商品があります。
これは注文する時の写真では分りにくく、実際に商品が到着してみないとわかりません。
売れる商品を大量に注文したけど、全部商品の質が悪かったなんてこともあり得ます。
こうなると見込んでいた利益も取れませんし、下手したら赤字になってしまいます。
薄利多売になりやすい
最後に紹介するデメリットは、薄利多売になりやすいということです。
中国輸入は難しそうなイメージがありますが、やってみると意外と簡単だったりします。
そのため参入者が多く、継続して稼ぎ続ける人も数多くいます。
そうなってくるとライバルが増えてきます。
ライバルが増えると商品が売れにくくなってくるので、値下げすることになります。
値下げすると利益が少なくなってしまうので、薄利になります。
薄利でも利益を出すとなると、数多く出品して利益を出さなくてはなりません。
こうなる傾向があるのが中国輸入のデメリットと言えます。
物販初心者が知らないと稼げないで失敗する内容を紹介
続いて紹介する内容はデメリットに対しての対策です。
先ほは到着するまでの期間、粗悪品、薄利多売がデメリットになると紹介致しました。
ですが、このデメリットをすべて対応できる対策があります。
ではどんな対策なのでしょうか。
ここで紹介する内容は下記の通りです。
- 売れる個数を予測して注文をする
- テスト仕入れを行う
- 販売単価を上げる
それでは詳しく解説していきます。
売れる個数を予測して注文をする
最初に紹介する内容は売れる個数を予測して注文するという事です。
なんか難しいように感じるかも知れませんが、やろうと思えば可能な内容です。
商品を注文してから2~3週間ぐらいの時間がかかることは分っていることです。
でしたら、予めどの商品が何個売れるのか見極めたうえで注文すれば2~3週間という時間をカバーすることができます。
ではどうやったら売れる個数を予測することができるのか。
それは過去の実績から売れている個数を数えるということです。
エクセルシートやスプレッドシートに数式を組んでおけば簡単に必要個数を算出することができます。
たったのこれだけで2~3週間というデメリットを補うことができます。
テスト仕入れを行う
次に紹介する内容はテスト仕入れを行うということです。
テスト仕入れとはいきなり大量に注文せずに、まずは少量の商品を注文して商品の状態を確認するということです。
これを行うことでリスクを回避することができます。
売れている商品だからといきなり大量に注文してしまうと、全ての商品が粗悪品だったという可能性があります。
ですが、テスト仕入れで少量の注文であればリスクが少ないです。
テスト仕入れをして粗悪品だったら購入するショップを変えたり、次回からは注文しないということができます。
あとはテスト仕入れて商品に問題なかったら次回の注文から大量に商品を仕入れます。
こうすることで粗悪品のリスクを軽減することができます。
販売単価を上げる
最後に紹介する内容は販売単価を上げるということです。
販売単価を上げることで薄利多売対策をすることができます。
これはどういうことかと言うと、例えば販売額1,000円の商品があったとします。
中国輸入の利益率は30%~40%ぐらいなので、今回は30%だったと仮定します。
そうすると、1,000円の商品が売れた時の利益は300円になります。
ここから値下げをしてしまうと、1個売れた時の利益は250円、200円、100円といった感じで薄利になります。
しかし、販売額が3,000円だったとします。
3,000円だと1個の商品が売れた時の利益は900円です。
そこから値下げになったとしても850円、800円、700円という感じで利益の額は高いところで残っています。
利益額が多ければ多売する必要がありません。
薄利多売を回避するには、予め販売額の高い商品を仕入れることで対応できます。
中国輸入せどりのデメリットまとめ
ここでは中国輸入ビジネスのデメリットについて紹介させて頂きました。
今回紹介したデメリットは
- 購入してから到着まで時間がかかる
- 粗悪品がある
- 薄利多売になりやすい
こちらの3点になります。
中国輸入に限らず、どんなビジネスにもメリットとデメリットがあります。
しかし、中国輸入の場合はデメリットを知っておくことで回避でいる対策が可能です。
今回紹介した対策方法は
- 売れる個数を予測して注文をする
- テスト仕入れを行う
- 販売単価を上げる
こちらになります。
これから中国輸入を始めようとしている方、あまり利益が伸びていない方はこのデメリットを対策してみてください。
また実際に僕が中国輸入をやってしてしまった失敗についてはコチラで詳しく紹介しています。
他人のミスを知ることで対策することができるので、こちらもご覧頂ければと思います。
➡中国輸入の失敗談から学ぶ 月利30万以上稼いでいる自分がしたミスとは?