物販ビジネスをする上で必ずやらなくてはいけないのが発送業務です。
特に初心者の時は揃えなくてはならない備品がたくさんあり、何かと費用がかかってしまいます。
できればコストを抑えて必要な物を準備したいところだと思いますし、出来るだけ最低限の資材で発送できた方が良いです。
では最低限必要な準備とはどういった物になるのでしょうか。
ここでは梱包用紙や消耗品など、物販に必要なオススメ備品を紹介します。
自己発送で備品を揃えるメリットとデメリット
まずは発送業務で備品を揃えるメリットとデメリットについて紹介したいと思います。
備品にはスペースを必要とする物もあるので、購入する前にどういった配置にするか事前にスペースの確認をする事も大切になります。
また、備品をどういう配置にするかで作業効率が変わってきます。
ここで紹介する内容は下記の通りです。
- 発送業務で備品を揃えるメリット
- 発送業務で備品を揃えるデメリット
それでは備品を揃えるメリットとデメリットについて解説していきます。
発送業務で備品を揃えるメリット
備品を揃えるメリットはやはり作業効率が良くなるという事です。
発送業務は売れた商品を発送するという作業なので、発送業務をいくら一生懸命やっても売上や利益が上がる訳ではありません。
ですので、発送作業にかかる時間は短ければ短いほど良いと思います。
そのためにも業務時間を短縮できる備品を揃えた方が生産性が高くなります。
発送業務で備品を揃えるデメリット
備品を揃えるデメリットは特にありませんが、あえて言うならば初期投資がかかるという事です。
もちろん発送に必要な梱包用紙などは必要ですが、商品を保管する棚や印刷するプリンターをどの程度のグレードにするかなどは事前に考え、予算と相談する必要があります。
棚などはどれだけの商品を保管するのか考えた上で購入しないと、必要無い分まで買ってしまう事もあります。
また、梱包用紙なども発送する物に合ったサイズが良いので、適当に購入してしまうと余計な物を購入してしまう事になります。
こういったデメリットは事前にしっかりと確認する事で余計なコストを抑える事ができます。
しかし、だからと言って不十分な準備で発送業務を始めてしまうとかえって非効率になってしまいます。
発送業務にオススメな梱包用紙、消耗品などの備品
それでは発送に必要な備品などを紹介したいと思います。
揃えようとすればかなりの量になってしまうので、ここでは最低限必要な物を紹介したいと思います。
また消耗品はできるだけ安い物が良いので、安い物を紹介します。
ここで紹介する資材は下記の通りです。
- A4サイズの封筒
- 緩衝材
- OPP袋
- 透明梱包テープ
- ダンボール
- クラフト紙
- デジタルスケール
- 商品保管用の棚
- プリンター
それではオススメな理由などと一緒に紹介していきます。
A4サイズの封筒
封筒のサイズは様々ですが、どの封筒が一番必要かと言うとA4サイズになります。
発送するときにA4サイズを超えるかどうかで料金が変わってきます。
ですので、このA4サイズで収まるかどうかは1つのポイントになります。
梱包した時に余った部分がたくさんある場合は綺麗に折れば問題ありません。
封筒は小さいサイズの方がコストが低いので、A4以外のサイズをたくさん発送する場合はそのサイズの封筒も準備した方が良いと思います。
緩衝材
商品を梱包する時に必要なのが緩衝材です。
よく「ぷちぷち」と言ったり、「エアパック」とか言ったりもします。
特に割れてしまう可能性がある商品を発送する時は、必ず緩衝材をして発送した方が良いと思います。
到着したらヒビがあった、割れていたとなってしまったらせっかく売れた商品がキャンセルになってしまったり、返送してもらっても不良在庫となりがちです。
ですので、緩衝材は常備しておき少しでも割れそうかもと思ったら巻いてあげるのが良いと思います。
また封筒と緩衝材が一緒になっているクッション封筒があるので、場合によってはこちらを準備するのもオススメです。
こちらであれば緩衝材を巻く時間や手間が省けるので、効率良く作業をする事が出来ます。
OPP袋
OPP袋という透明なビニール袋があります。
これは中古品などを扱うときに、商品を入れる袋として使用します。
これがないと本やDVDなどを仕入れた時に、そのまま封筒に入れて発送する事になってしまいます。
ですので、商品をOPP袋に入れてから封筒にいれ発送するというのが基本的なスタイルになります。
OPP袋には色々なサイズがありますが、A4サイズを持っていれば良いと思います。
透明梱包テープ
普通のセロハンテープでも良いのですが、がっちりと梱包できる太めのテープがオススメです。
またこの場合はガムテープなど色のついたテープではなく、透明なテープが基本になります。
テープ止めがしっかりし出来ていないと、発送の途中で破れてしまう可能性もあります。
そのため、がっちりと固定できる透明テープがオススメです。
ダンボール
商品が壊れる危険性があるものは、ダンボールに梱包して発送するのがオススメです。
ダンボールも60サイズ、80サイズ、100サイズなど各サイズ違いで販売しているので、購入する場合はどのサイズが必要なのか事前に確認しておきましょう。
使わないサイズを購入してしまうと、置くスペースを取りますし余計な経費が掛かってしまいます。
クラフト紙
封筒に入らないサイズの商品などを梱包する時に使用します。
商品のサイズに合わせてカットできるので、様々な商品サイズに対応する事ができます。
A4サイズを超える商品で、いろいろなサイズの商品を取り扱う場合はクラフト紙を準備していると発送のコストも抑えられるし、色々な梱包商材を購入する必要がなくなります。
デジタルスケール
商品の重さを測るときに必要になるのがデジタルスケールです。
特に普通郵便で発送となると、重さによって料金が変わってきます。
扱う商品によりどのスケールが良いか異なりますが、なるべく重くても重量が図れる物が良いと思います。
商品保管用の棚
商品が増えてくると保管する棚が必要になります。
どのくらい棚が必要になるかは商品の量によりますが、棚で管理すると在庫が分かりやすくなります。
また、商品を積み重ねてしまうと傷んでしまう原因になるので、商品を安全に保管する事もできます。
商品の保管状況に合わせて棚は随時購入していく感じが良いのではと思います。
組み立て式の棚にするとスペースを有効的に使えるのでオススメです。
プリンター
プリンターは発送するときのラベルを印字したりする時に使用します。
宛名を手書きというのは、発送件数が少ないうちは良いですが、発送件数が多くなると大変です。
またクリックポストで発送するときは印刷が必要ですし、ヤマト運輸や日本郵便で発送するときもネコポス、ゆうパックのラベル印字でプリンターが必要になります。
プリンターは壊れてしまったり、印刷が悪かったりすると業務に支障がでてしまうので、なるべく良い物を購入するのをオススメします。
物販ビジネスで揃えたいオススメな備品まとめ
ここでは発送業務に必要な梱包用紙、消耗品、備品などについて紹介させて頂きました。
準備をしっかりとすることで、発送業務の効率を上げる事ができるし、コストを削減する事もできます。
ただし、どれが必要なのかは事前にしっかりと確認してから購入しないと、必要ない物まで購入してしまいます。
今回紹介したオススメ備品は
- A4サイズの封筒
- 緩衝材
- OPP袋
- 透明梱包テープ
- ダンボール
- クラフト紙
- デジタルスケール
- 商品保管用の棚
- プリンター
以上になります。
発送する商品によって必要な物は異なってきますが、今回は最低限必要な物を紹介させて頂きました。
あとは発送業務をしていく上で必要な物、あったらコストが軽減できる、作業効率が良くなる物を追加していくと良いと思います。