せどり初心者が利益を出しやすい店舗やジャンル 狙うべき商品のポイント解説と注意点

せどりで稼ぎたいと思い商品をリサーチしても、なかなか利益商品が見つからない。

どんな店舗、どんなジャンルの商品をリサーチすればいいのか分らない。

せどり初心者によくありがちな事です。

 

せどりを始めて間もない時は店舗やジャンルを絞り込んでリサーチするのが大切になります。

いろんな店舗やジャンルに手を出してしまうと、かえって利益商品を見つけるのが難しくなったりしてしまいます。

 

ここではせどり初心者にオススメな店舗やジャンルについて紹介していきます。

 

せどりで商品を仕入れる時の基準や条件

商品を仕入れる時に利益が出る商品を仕入れるのは当たり前の事ですが、利益が出る以外にも気を付けなくてはいけないポイントがあります。

仕入れる店舗やジャンルを抑える前に、まずは仕入れる基準について紹介したいと思います。

この基準はどの店舗やジャンルにも共通した内容になります。

 

ここで紹介する内容は下記の通りです。

  • 商品の売れ行き(回転率)
  • 商品の仕入れやすさ
  • 商品の利益率

それでは詳しく見ていきましょう。

 

商品の売れ行き(回転率)

まず1つ目のポイントとなるのが商品の回転率になります。

特に最初のうちはなるべく回転率の良い商品を仕入れるのがオススメです。

 

回転率が良いと当然キャッシュフローが良くなるので、少ない資金でも運用しやすくなります。

また、仕入れた物が売れるという体験がモチベーション向上にも繋がります。

 

回転率の目安としては1か月に15個、2日に1個程売れている商品が良いのではと思います。

 

商品の仕入れやすさ

次に商品の仕入れやすさというのも大事なポイントの1つとなります。

プレミア商品など1度仕入れられても、再度仕入れとなるとなかなか難しい部分があります。

 

また、仕入れる店舗が自宅からかなり遠いというのも店舗選びのポイントになります。

店舗せどりをするならば、なるべく自宅から近い方が作業時間短縮となり、効率良く稼ぐ事が出来ます。

自宅から店舗までの距離というのも仕入れやすさに含むポイントになります。

 

商品の利益率

最後のポイントとなるのが利益率になります。

 

利益率の計算式は

粗利益÷売上高×100=利益率%

となっています。

 

例えば粗利益が500円で売上高が1,500円だった場合は

500÷1,500×100=33.3%

利益率33.3%という事になります。

もちろん利益率が高ければ高い方が良いです。

 

では利益率は最低限どのくらいあれば仕入れの基準をクリアしたと言えるのでしょうか。

これは利益率20%以上が仕入れの対象としている人が多い感じです。

 

あまり低すぎると商品が売れなかった時に値下げがしにくくなったり、万が一返品などがあったときに送料ですぐに赤字になってしまいます。

ですので、最低限20%は粗利率があった方が安全性が高いと言えるでしょう。

 

しかし、利益率20%以下だけど回転率が良いし、仕入れやすい商品があった場合は仕入れるのもありだと思います。

 

せどり初心者の仕入れオススメ店舗やジャンル

商品を仕入れる時の基準は「回転率」「仕入れやすさ」「利益率」という事をお伝え致しました。

以上の事を踏まえ、せどり初心者にオススメな店舗やジャンルを紹介したいと思います。

 

また最初は店舗やジャンルを絞った方が利益商品を見つけやすくなります。

ここで紹介した店舗やジャンルが自宅の近くに合ったりしたら定期的に通うと良いと思います。

 

ここで紹介するオススメ店舗は下記の通りです。

  • Book of(ブックオフ)
  • GEO(ゲオ)
  • HARD OFF(ハードオフ)

それでは各店舗の特徴やオススメジャンルを解説していきます。

 

オススメ店舗① Book of(ブックオフ)

せどり初心者にまずオススメな店舗はブックオフです。

ブックオフでのせどりは初心者~上級者まで行っており、初心者でも利益商品が見つけやすい店舗の1つです。

 

それではなぜブックオフがオススメなのか、そしてどんな注意点があるのか、メリットとデメリットについて解説します。

 

ブックオフ(Book of)せどりのメリット

仕入れコストが安い

ブックオフせどりのメリットはやはり低単価で商品を仕入れる事ができます。

せどりは先に商品を仕入れるので、先行投資的な感じで費用がかかります。

 

家電などを仕入れる場合はそれなりの資金が必要になりますが、ブックオフでは主に本を仕入れるので仕入れコストを抑える事が出来ます。

本、CD、DVD、ブルーレイなど低価格帯の商品が多いので「売れなかったらどうしよう」みたいな気持ちがほとんどなく購入する事ができると思います。

 

利益率が良い

利益率が高いのもブックオフせどりのオススメポイントの1つです。

本などの商品を100円で仕入れて販売する事ができるので、販売プラットホームの手数料、発送する時の送料を差し引いても20%以上の利益率を出しやすいです。

 

100円の本やCDなどを10個購入しても1,000円しか費用がかからず、少ない資金でも利益率の高い商品を仕入れる事が出来ます。

 

店舗数が多く誰でも行ける

最後の紹介するブックオフせどりのメリットはやはり店舗数の多さです。

全国どこにでもありますし、車であればブックオフを何店舗も巡回する事も出来ます。

 

またコストコなどは会員制なので、入会して会員料金を支払わないと店舗に入れませんが、ブックオフは誰でも出入りできます。

店舗が多くあり、出入りが簡単にできるのは仕入れやすさにも繋がります。

 

ブックオフ公式アプリが無料で使える

ブックオフには公式アプリがあり、無料で使用する事が出来ます。

どんな事ができるかお伝えすると、

  • 商品検索
  • アプリから購入できる
  • お得なクーポンをゲットできる
  • 購入時ポイントが貯まる

などがあります。

 

アプリから商品をリサーチし、購入する事ができるので店舗に行かなくても仕入れる事が出来ます。

また、隙間の時間を活用してリサーチする事も出来ます。

ブックオフの公式アプリをインストールして損はありませんので、インストールがまだでしたらぜひしてみてください。

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ブックオフ(Book of)せどりのデメリット

ライバルが多い

ブックオフせどりの一番のデメリットはライバルが多いという事です。

ブックオフのせどりは参入障壁が低く、初心者から上級者までがせどりを行っている店舗になります。

 

そのため利益商品を見つけても出品者数が多く、自分の商品がなかなか売れなくなってしまいがちです。

商品をリサーチした時に利益率だけではなく、出品者数もしっかりとチェックしないといけません。

 

出品者数が多い=ライバルの多い商品は商品単価を下げないと売れにくくなってしまいます。

もし出品者数が多い商品を仕入れる時は1か月の販売数をしっかりとチェックする事はもちろん、販売単価も少し低めでリサーチすると良いと思います。

 

販売するまでに時間がかかる

ブックオフで仕入れる商品は基本的に中古の商品になります。

そのため、中古の値札などのラベルが付いているのを全て剥がさなくてはなりません。

 

ラベルシールも上手に剥がさないと商品が破れてしまったり、シール跡が残ってしまい下手をすると販売できる状況の商品ではなくなってしまいます。

場合によってはシール剥がしなどを使用してシールを剥がす必要があります。

 

利益額が低い

先ほどブックオフせどりのメリットで利益率が良いと記載しました。

確かに利益率は高いのですが、利益額にするとそれほど高くはありません。

 

例えば100円で本を仕入れて1,000円で販売したとします。

販売プラットホームの販売手数料が10%、発送する時の送料が200円だと仮定します。

 

1,000円(販売額)-100円(販売手数料10%)-200円(送料)ー100円(仕入れ代金)=600円(利益)

 

この場合利益率は60%とかなり高い数値ですが、利益額は600円しかありません。

600円の利益だとお小遣いにもならず、一撃数千利益が出る商品はほとんどありません。

ですので、ブックオフせどりは商品数をたくさん仕入れる必要があり、コツコツと利益を積み上げていくスタイルになります。

 

オススメ店舗② GEO(ゲオ)

次にオススメする店舗はゲオです。

ゲオと言うとレンタルショップのイメージが強い方もいらっしゃると思いますが、新品や中古品も扱っています。

CD、DVD、ブルーレイの販売はもちろん、iPhoneやandroidのスマホやゲームなども販売しています。

それではゲオのせどりではどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

 

ゲオ(GEO)せどりのメリット

リサーチがしやすい

ホームセンターや家電量販店などは店舗が広く、商品を探すのに時間がかかります。

しかし、ゲオは店舗が広くないので探す時間がかからずリサーチがしやすいです。

 

安売りしている棚などをすぐに見つけて、ササッとリサーチする事が出来ます。

利益商品が見つかったら仕入れて、見つからなかったら次に行くという行動がとりやすく効率良くリサーチする事が出来ます。

 

新品の商品が安い

ゲオで販売している新品の商品は、他の店舗と比較すると安く仕入れる事ができる商品が多くあります。

これはゲオがお客さんを集客するために、独自で価格設定をしている可能性があるという事です。

 

商品を安く仕入れられるという事は、利益率を上げやすくもなりますし、ライバルとの差別化を図ることが出来ます。

特に限定の商品などを狙っていくと良いと思います。

 

販売額に特徴がある

ゲオでリサーチをする時に必ず確認したいのが販売金額です。

注目するところは金額の末尾になります。

 

金額の末尾が「999」の商品は利益商品の可能性が高いので、見つけたらリサーチしましょう。

「1,999円」「2,999円」「3,999円」などがリサーチの対象となります。

 

ゲオではこの「999」商品だけリサーチすれば良いと言われているほど重要なポイントになります。

 

ゲオ公式アプリが無料で使える

ブックオフ同様にゲオにも公式アプリがあります。

 

ゲオの公式アプリを使用する一番の良い所はクーポンが配布されるという事です。

「○%オフ」「○○円off」と言ったクーポンもあるので、クーポンを使用すればさらに利益率を高くする事ができます。

 

またPontaカードと連動する事もできるので、Pontaのポイントも貯める事が出来ます。

Pontaを使用している人にはオススメですし、使用していない人はゲオせどりをするにあったって登録してみるのも良いと思います。

➡ゲオ公式アプリはコチラからどうぞ

 

ゲオ(GEO)せどりのデメリット

ライバルが多い

ブックオフ同様にゲオせどりもライバルが多いです。

リサーチしやすいし、利益商品も見つけやすいのでメリットでもあるのですが、仕入れやすいというのが逆にデメリットでもあるのです。

せどりのライバル達も同じ方法で仕入れているので、新品の商品など狙う商品が被ってしまい出品者数が増えてしまいます。

 

そのため、商品を売るために値下合戦が始まってしまい利益率を低くさせてしまいます。

リサーチをする時は利益率、回転率だけではなく出品者数もしっかりとチェックしましょう。

 

中古商品は要確認

ゲオで中古商品を仕入れる時は、中古の状態を要確認しないといけません。

一部パーツが無いため商品が安くなっているという場合があったり、箱や説明書が無い場合もあります。

 

そういう状態ですと販売金額を下げる事になってしまい、場合によっては販売できる状態でない物を仕入れてしまう可能性があります。

値札の部分に状態が書いてあったりしますが、気になる場合は店員さんに伺い購入前にチェックすると良いでしょう。

 

大量仕入れは危険

新品の商品で利益商品を見つけた場合、大量に仕入れる事がしやすいです。

 

しかし、その分ライバルも多いので売れ残ってしまう可能性や、値下げをしあって赤字になってしまう事もあります。

需要と供給のバランスが崩れやすくなりがちなので、大量仕入れは控え商品が売れたらまた購入するという方法で仕入れた方が無難です。

 

オススメ店舗③ HARD OFF(ハードオフ)

ハードオフは正式名称「ハードオフコーポレーション」と言い、リサイクル・リユースの販売業者になります。

全国にチェーン店があり、ゲーム、家電、楽器関連など様々な商品を仕入れる事が出来ます。

 

それではハードオフ仕入れにはどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

仕入れる時のポイントやコツ、注意点なども合わせて解説していきます。

 

ハードオフ(HARD OFF)せどりのメリット

値札に特徴がある

ハードオフの値札には「赤札」言われている文字の通り赤い札で値段が記載されている商品があります。

この赤札ですが、店員さんがこまめに適正価格をチェックしているという商品になります。

 

そのため、せどりで利益を出すのは困難な商品なので赤札はスルーして、それ以外の商品をリサーチしましょう。

それだけでも作業効率を上げる事ができます。

 

ただし、赤札でも例外があり「未使用品」と記載されている商品があります。

この未使用品はAmazonで出品する時は「中古品-ほぼ新品」のコンディションで出品する事ができ、利益の出やすい可能性があります。

※Amazonの規約上「新品」では出品できません。

 

赤札でも「未使用品」というのがあったらリサーチしてみましょう。

 

ショーケース内の商品

ショーケース内の商品はバーコード読み込みができないのでリサーチがしにくいです。

そのためショーケース内の商品をリサーチしないせどらーが多く、利益商品がある可能性が高い場所になります。

 

確かにリサーチしにくく手間や時間がかかりますが、そこがライバルと差をつけるポイントにもなります。

利益の出そうな商品があったらリサーチすると良いと思います。

 

ジャンク品コーナー

ハードオフにはジャンク品を置いているジャンク品コーナーがあります。

ジャンク品は故障している商品というのが一般的な認識ですが、ハードオフのジャンク品は動作確認がされており、ちゃんと動いている商品もあります。

 

動作確認済であれば仕入れ対象となるので、動作確認されているかどうかは見るポイントになります。

ハードオフに行った際はジャンク品コーナーもリサーチしておきましょう。

 

ハードオフ公式アプリが無料で使える

ハードオフコーポレーションが提供している公式アプリを使用する事ができます。

ハードオフのオリジナルポイント「エコポ」を貯めると、お得な割引クーポンをゲットする事ができます。

 

このクーポンを使用すれば仕入れの価格を安くする事ができ、商品の利益率を上げる事が出来ます。

ハードオフで仕入れる場合はアプリをインストールしておく事がオススメです。

 

ハードオフ(HARD OFF)せどりのデメリット

商品の確認に時間がかかる

中古品がメインの仕入れとなるので、商品のコンディションの確認をしっかりと行う必要があります。

商品の部品が足りないから安いとう事もあるので、金額だけの確認だけではなく商品の詳細の確認も行う必要があります。

 

そうしないと売れた後に返品、キャンセルという事になり余計な費用が発生してしまいます。

中古品であるため、使用しなくなった商品という認識だけではなく、何か問題があった商品という認識も必要になります。

 

リピートしにくい

リサイクルショップという事もあり、売れ筋商品を見つけても同じ商品を再度仕入れる事が困難です。

 

多くの商品が1点ものになるので、来店するたびにリサーチする商品が変わってきます。

そのためリサーチに時間がかかってしまいがちです。

 

発送時の梱包

基本的に商品は専用の箱があり販売されていますが、箱の無い商品が多数あります。

特にジャンク品などは箱がありませんので、発送する時の梱包に手間がかかります。

 

必要であれば商品のサイズに合ったダンボールを用意する必要も出てきます。

発送の事も考えて仕入れなくてはならないので、その分仕入れがしにくくなってしまいます。

 

せどり初心者にオススメな店舗やジャンルまとめ

ここではせどり初心者が利益を出しやすい店舗について紹介させて頂きました。

まず商品を仕入れるには

  • 商品の売れ行き(回転率)
  • 商品の仕入れやすさ
  • 商品の利益率

以上の事を考慮し、仕入れをする必要があります。

これはせどりをする上で基本的な基準や条件になります。

 

今回紹介した初心者にオススメな店舗は

  • Book of(ブックオフ)
  • GEO(ゲオ)
  • HARD OFF(ハードオフ)

以上の3店舗になります。

それぞれメリットもありますが、仕入れる上でデメリットもしっかりと把握しなくてはなりません。

デメリットをしっかりと理解していると失敗する可能性を低くする事ができます。

 

せどりをする時にスマホは必需品ですが、長時間使用すると充電が無くなりがちになります。

充電がなくなったからと言う理由でせどりを中断していたら効率良く仕入れをする事ができません。

そうならないようにモバイルバッテリーを持ち歩くなどして対策をしましょう。

 

それと一緒に気を付けたいのが通信量です。

アプリを起動したままリサーチする事になるので、ギガ数が上限に達してしまったりするとアプリの動作が遅くなってしまいます。

 

そうなるとリサーチどころではなくなってしまいます。

ギガ数が気になる場合はポケットwi-fiを持ち歩くなどすると制限を気にする事なくリサーチに集中できます。

通信量が気になる場合はポケットwi-fiを常備するのがオススメです。

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