今回は「メルカリ以外の販路を徹底攻略」というテーマでお話しします。
物販を始める多くの方が、最初に選ぶのはやっぱり「メルカリ」です。
利用者数は日本国内で2000万人を超え、知名度も圧倒的。
初心者にとっても始めやすいアプリであることは間違いありません。
でも、ここで1つ考えてみてほしいんです。
「もしメルカリだけに依存していたら、規約が変わったときどうなるか？」ということです。
実際、2025年10月にはメルカリの規約改定が入りました。
事業者アカウントの登録制限や、Shopsへの移行義務など、
これまで「普通に使えていた方法」が使えなくなった人も出てきました。
これは決してメルカリだけの話ではありません。
ヤフオク、Yahoo!フリマ、ラクマ、Amazon、どの媒体も規約強化や出店基準の見直しを進めていても、
「いつまでも昔と同じやり方で大丈夫」という保証はありません。
だからこそ、物販を長く安定して続けたいなら「メルカリ以外のフリマアプリを理解しておくこと」が必須なんです。
複数の販路を持っていれば、もし1つで規約変更やアカウント停止があっても、売上全体が止まることはありません。
これは“リスク分散”であると同時に、“売上最大化”の戦略でもあります。
例えば──
- ヤフオクはオークション形式で、高額商品やコレクター向けアイテムに強い。
- Yahoo!フリマはPayPayとの連動で独自の購買層がいる。
- ラクマは楽天経済圏ユーザーが多く、ブランド品や女性ファッションに強い。
- Amazonは世界最大のECモールで、新品販売やリピート商材に圧倒的な強みがある。
メルカリだけでは出会えないお客さん、メルカリでは売れ残ってしまう商品。
それらが他のフリマアプリでは高値で売れることも珍しくありません。
今回の動画では、そんな「メルカリ以外のフリマアプリ」の特徴を徹底的に解説していきます。
具体的には──
- ヤフオクの強みと注意点
- Yahoo!フリマの特徴と攻略法
- ラクマで稼ぎやすいジャンル
- Amazonを使うメリットとリスク
これらを順番に見ていき、最後には「どうやって複数販路を組み合わせて安定収益を作るか」という戦略までお伝えします。
「メルカリだけでは先が不安…」
「規約変更が怖い…」
「もっと安定して売上を伸ばしたい…」
そんな不安を解決するための内容になっていますので、最後までご覧ください。
メルカリ以外におすすめできる媒体、プラットホーム
ではメルカリ以外の媒体は何を使えばいいのでしょうか。
ここで紹介するに内容は下記の通りです。
- 日本最大級のオークションサイト「ヤフオク」
- Yahoo!フリマの特徴と攻略法
- ラクマの特徴と攻略法
- Amazonの特徴と攻略法
それでは詳しく解説していきます。
日本最大級のオークションサイト「ヤフオク」
まず最初に取り上げるのは、日本最大級のオークションサイト「ヤフオク」です。
ヤフオクの最大の強みは「オークション形式」であること。
通常のフリマアプリは出品者が価格を決めて販売しますが、ヤフオクでは購入希望者が入札して競り合う仕組みになっています。
この仕組みのおかげで、相場以上の価格で売れることが珍しくありません。
例えば、限定モデルのスニーカーや生産終了になった家電、希少なフィギュアやアンティーク品など。
欲しい人が複数いれば競り合いが起き、気づけば「想定よりも高値で売れた」というケースがよくあります。
これはメルカリではほぼ起こらない現象です。
さらに、ヤフオクには「ストア出品」という仕組みがあります。
法人や個人事業主が正式に登録して出品できる仕組みで、在庫管理や一括出品、落札者管理の機能が強化されています。
メルカリのShopsに似ていますが、歴史が長い分、ヤフオクのほうがシステムは成熟しており、
大量出品を前提にしたビジネス向けの機能が揃っています。
ただし、強みだけではなく注意点もあります。
まず手数料。
ヤフオクでは落札価格に対して約10％前後のシステム利用料がかかります。
メルカリと比べても同等か、やや高い印象です。
また、オークション形式ゆえのデメリットもあります。
商品がすぐに売れるわけではなく、出品から終了まで数日〜1週間ほどかかるのが一般的です。
そのため「回転率重視」で資金を素早く回したい人には向かないケースもあります。
さらに、購入者の層もメルカリと比べると特徴的です。
ヤフオクのユーザーは年齢層がやや高く、コレクターやマニアが多い傾向にあります。
そのため、日用品や低価格帯の商品はあまり動きません。
逆に、希少性のある商品やこだわりが強いジャンルの商品はヤフオクのほうが高く売れることも多いです。
まとめると、ヤフオクは「高単価・希少性のある商品を売るのに強いプラットフォーム」。
そして「回転率より利益単価を重視する人」に向いている媒体です。
他のプラットホームをうまく組み合わせながら、
「これは相場より高く売れそうだな」という商品だけをヤフオクに流すのがオススメです。
この使い分けを意識することで、複数販路のメリットを最大限に活かすことができます。
Yahoo!フリマの特徴と攻略法
次に解説するのは「Yahoo!フリマ」です。
Yahoo!フリマは、もともと「PayPayフリマ」と呼ばれていたアプリで、
現在はヤフオクと統合されつつあるサービスです。
ユーザー層はメルカリほど多くはありませんが、PayPayユーザーを中心に、根強い購買層を持っています。
最大の特徴は「PayPayとの連動」です。
購入者は支払いにPayPayを使えるため、ポイント還元やキャンペーンを狙って買い物する人が多くいます。
例えば「PayPay残高払いで20％還元」といった施策が打たれると、普段動かない商品が一気に売れることもあります。
もうひとつの特徴は「値下げ交渉の文化」。
メルカリも交渉は多いですが、Yahoo!フリマはそれ以上に活発です。
購入者側も「値引き前提」でコメントをしてくるケースが多いため、最初から少し高めに価格設定しておくのがポイントです。
例えば、売りたい金額が5,000円なら、6,000円で出品しておくイメージです。
出品手数料はメルカリと同じ10％前後ですが、
キャンペーン中は実質的に還元されることもあります。
ここは、PayPay経済圏の強みをうまく活用することが大事です。
一方で注意点もあります。
まず、ユーザー数がメルカリに比べて少ないため、回転率はやや劣ります。
そのため「早く売りたい商品」には向いていない場合もあります。
逆に「多少時間がかかっても高値で売りたい商品」には相性が良いです。
また、ヤフオクと同じように、事業者利用に関しては今後厳しくなる可能性があります。
現時点でも規約には「事業者はストア登録を行うこと」と書かれており、個人感覚で使っていると知らずに違反しているケースも出てきています。
まとめると、Yahoo!フリマは「PayPayユーザーを狙える販路」であり、「値下げ交渉を前提にした価格設定」がカギになる媒体です。
初心者の方は、まずメルカリで売れ残った商品をYahoo!フリマに移してみると良いでしょう。
メルカリでは動かなくても「PayPayで買いたい」という層に刺さって、思わぬ価格で売れることがあります。
ラクマの特徴と攻略法
次に取り上げるのは「ラクマ」です。
ラクマは楽天が運営するフリマアプリで、ユーザー数はメルカリやヤフオクに比べて少ないですが、独自の強みを持っています。
最大のポイントは「販売手数料の仕組み」。
基本の手数料は10％ですが、販売実績に応じて翌月の手数料が段階的に下がっていき、
最安で4.5％まで下がります。
つまり「売れば売るほど有利になる」仕組みなんです。
例えば、1万円の商品を売った場合──
・メルカリなら手数料1,000円
・ラクマなら実績次第で1,000円 → 450円まで減少
この差は積み重ねると大きな利益の違いになります。
さらに「振込手数料」も工夫次第で抑えられます。
通常は1件あたり210円かかりますが、1万円以上を楽天銀行に振り込む場合は無料。
楽天銀行を利用する人にとっては、実質的にコストをかなり抑えられる仕組みになっています。
もうひとつの特徴は「楽天経済圏との相性」。
購入者は楽天ポイントを使って買い物できるため、楽天市場ユーザーや楽天カード利用者が多く集まります。
「ポイントを消化するためにラクマを使う」という購入者も一定数いて、他アプリでは売れにくい商品がラクマでは動くことがあります。
ジャンル的には、特に女性ファッションやブランド品に強いです。
メルカリで値下げ合戦になりがちな商品でも、ラクマでは安定して売れるケースが珍しくありません。
一方でデメリットもあります。
ユーザー数が少ないため、回転率はメルカリに劣ります。
即売れを狙う商品には不向きで、売れるまでに時間がかかるケースもあります。
また、ブランド品の審査が厳しく、出品時に真贋チェックや証明を求められる場合があります。
まとめると、ラクマは「利益率を高めたい人」「楽天経済圏を活用したい人」にとって強力な販路です。
初心者はまず、メルカリで売れ残ったブランド品や女性向け商品をラクマに移してみましょう。
「思った以上に高値で売れた」という経験を得られる可能性が高いです。
Amazonの特徴と攻略法
最後に解説するのは「Amazon」です。
Amazonはフリマアプリというより、世界最大級のECモールです。
しかし、物販をする上では外せない販売先であり、メルカリやヤフオクとはまったく違う強みとルールを持っています。
Amazon最大の魅力は「集客力の圧倒的な大きさ」。
とにかく購入者数が多く、「欲しい」と思った人がまずAmazonで検索する習慣があります。
そのため、同じ商品でもAmazonに出品したほうが圧倒的に売れやすいことがあります。
もう一つの強みは「FBA（フルフィルメント by Amazon）」という仕組み。
商品をAmazonの倉庫に送っておけば、注文が入ったときにAmazonが自動で梱包・発送・カスタマー対応をしてくれます。
つまり、自分が手を動かさなくても物販を仕組み化できるんです。
これは他のフリマアプリにはない大きなメリットです。
一方で、Amazonには注意点も多いです。
まず、出品できるジャンルが細かく規制されています。
中古で出せる商品もあれば、メーカーやブランドの許可が必要なカテゴリーもあります。
知らずに出品すると「出品停止」になるリスクがあるので、必ず事前にルールを確認する必要があります。
また、手数料も高めに設定されています。
基本的に10％以上、カテゴリーによっては15％近く取られることもあります。
さらにFBAを利用すれば「保管料」「出荷手数料」もかかるため、利益計算はシビアにしなければいけません。
それでもAmazonを使うメリットは大きいです。
例えば、回転率が早く在庫が一気に売れていくので、資金繰りが安定しやすい。
また、繰り返し購入される「リピート商材」を扱えれば、毎月安定した売上が積み上がっていきます。
まとめると、Amazonは「安定して物販を仕組み化したい人」に最適な販路です。
初心者がいきなりフルで参入するにはハードルが高いですが、「新品」「リピート性のある商品」から始めれば、他のフリマアプリにはない安定感を作り出せます。
まずはヤフオクなどのフリマアプリで基礎を固めたあと、次のステップとしてAmazonに挑戦する。
これが物販を本格的に伸ばすための鉄板の流れです。
ヤフオク、Yahooフリマ、ラクマ、Amazonの運用方法
続いて各プラットホームの運用の仕方や注意点などを解説していきます。
ここで紹介する内容は下記の通りです。
- メルカリ以外を使うメリット
- 複数媒体を使う注意点と落とし穴
- 複数販路の運用戦略
それでは詳しく解説していきます。
メルカリ以外を使うメリット
ここからは「メルカリ以外を使うメリット」についてお話しします。
まず最大のメリットは「リスクの分散」です。
もしメルカリだけに依存していたら、規約変更やアカウント停止の一撃で売上がゼロになります。
でも、複数の販路を持っていれば、1つが止まっても他でカバーできる。
これは物販を長く安定して続けるための絶対条件です。
次に「各媒体の得意ジャンルを活かせる」という点。
ヤフオクはコレクター品や高額商品に強く、ラクマはブランド品や女性ファッションに強い。
Amazonなら新品やリピート商材で圧倒的な回転率を狙える。
同じ商品でも媒体によって売れやすさが変わるので、“適材適所”で出品することで、より高く・より早く売れる可能性が広がります。
さらに「資金回転の安定化」も大きなポイントです。
例えば、メルカリではシーズン物が売れ残ったとしても、ヤフオクならオークション形式で落札される。
Amazonなら定番品が安定して売れる。
このように複数の販路を回すことで、キャッシュフローが安定しやすくなります。
メルカリは確かに入り口としては最強ですが、“それだけに頼るのは危険”というのが本当のところです。
複数媒体を使う注意点と落とし穴
次に「注意点と落とし穴」について解説します。
ここまで聞くと「じゃあ全部の媒体をやれば安心！」と思うかもしれませんが、実は気をつけなければならない共通のルールがあります。
それは「事業者利用はストア登録が前提になりつつある」ということ。
メルカリではすでにShopsへの移行が必須化されていますし、ヤフオクやラクマでも規約上は同じように“事業者はストア登録をしてください”と書かれています。
つまり、「個人アカウントでグレー運用していれば大丈夫」という時代は終わりつつあるんです。
短期的に稼ぐだけならグレー運用でも可能かもしれませんが、
長期的にはアカウント停止や売上没収という大きなリスクを抱えることになります。
さらに、今回のメルカリ規約変更を機に、他の媒体も規制を強化していく可能性が高いです。
実際、ラクマではブランド品の真贋チェックが厳しくなっていますし、
ヤフオクでも特定ジャンルはストア登録が必須化されています。
つまり「メルカリが厳しいから他に逃げれば大丈夫」という考えは危険。
どの媒体も“健全化の流れ”にシフトしている以上、
正しい形で運用することが最も安全で長く続けられる道なんです。
複数販路の運用戦略
最後に「複数販路の運用戦略」について具体的にお話しします。
基本の考え方は「メルカリを基盤にしつつ、他の販路を組み合わせる」こと。
初心者にとってメルカリは始めやすく、資金を回すスピードも早いので土台として最適です。
そこにヤフオクを組み合わせれば、コレクター向けや高単価商品を高く売ることができます。
ラクマではブランド品や女性ファッションを出して、楽天ポイントを使いたい層にリーチできます。
さらにAmazonを活用すれば、新品やリピート性のある商品で安定した売上を作れる。
こうして「適材適所」で媒体を使い分けることで、売れ残りを避け、キャッシュフローを安定させることができます。
重要なのは、最初から全部に手を出すのではなく、まずはメルカリで経験を積み、
「商品に合わせて販路を切り替える」感覚を身につけること。
これが複数販路を運用するための第一歩です。
長期的に安定して稼ぎ続けたいなら、1つに依存せず複数販路を組み合わせる戦略を必ず持ってください。
メルカリ以外のプラットホームまとめ
ここまで「メルカリ以外のフリマアプリ徹底攻略」というテーマでお話ししてきました。
まず最初に押さえておくべきなのは「メルカリだけに依存するのは危険」という事実です。
規約変更やアカウント停止は、いつ誰に起きても不思議ではありません。
だからこそ、ヤフオク・Yahoo!フリマ・ラクマ・Amazonといった複数の販路を理解し、リスク分散をしていくことが必須になります。
改めて振り返ると──
- ヤフオクはオークション形式で高単価やコレクター品に強い
- Yahoo!フリマはPayPayユーザーを中心に根強い購買層がある
- ラクマは楽天経済圏を背景にブランド品や女性ファッションに強い
- Amazonは新品やリピート商材で安定した売上を作れる
それぞれに得意分野とリスクがあり、上手に使い分けることで「高く・早く・安定して売れる仕組み」を作ることができます。
そして
- 規約リスクの分散
- 各媒体の得意ジャンルを活かす
- 複数販路で資金回転を安定させる
- この3つを意識することが、物販を長く続けるための鍵になります。
とはいえ「全部まとめて理解するのは大変そう…」と思った方も多いと思います。
そこで今回特別に、学んだ内容をすぐに実践できるようにプレゼントを用意しました。
◆ フリマアプリ徹底攻略マニュアル ◆
① 各媒体（ヤフオク・Yahoo!フリマ・ラクマ・Amazon）の特徴まとめ
このマニュアルを見れば、「どの商品をどこで売ればいいか」が一目で分かります。
複数販路を使うイメージが持てるので、今日からすぐに実践に移せるはずです。
受け取り方は下記画像のリンクをクリック後、プレゼントのキーワード「メルカリ以外」とコメントをお願いします。
無料で配布いたします。
規約変更や市場の変化は必ず起こります。
でも、正しい知識を持ち、準備している人だけが勝ち残れる。
ぜひ今回の内容とマニュアルを活用して、メルカリだけに依存しない物販戦略を作ってください。
